前職はベンチャー企業だったのですが、ベンチャー企業って夢がある様で現実は残酷だったりしますよね。同じ失敗を繰り返さないため自戒の意味も込めてベンチャー企業で働いて経験した闇を明るみに晒そうと思います。
帰省中に修正依頼
帰省している際に修正して欲しいって依頼がきたんですが、開発用のPCがないんですよね。プライベートPCはあるが、gitなど開発環境が整ってないその旨を伝えたところ、本番サーバを直接いじれとのことで。仕方ないので対応しましたが、休み明けに修正の反映が漏れてデグレったりしました。この原因って運用のスケジュールとかが管理されてなくて行き当たりばったりになるのが原因なんですよね…運用管理マジ大事。
勝手に変わる休日・労働条件
詳しい話は伏せますが、勝手に労働条件が変わることは多々ありました。あんまり影響ないことからいや無理ってことまで。従業員の同意を得ないで変更するのは法的にアウトだったはず…
壊されるスケジュール・積み上がる残業
開発って基本的にスケジュールがあって、それをベースに進めて行きますが急な差込みタスクとか発生することもありますよね。まぁ重大なエラーやバグを修正しろっていうならそれはわかる。けど、ふとした思いつきを電話してきて今すぐやれっていうのは特別な理由がないかぎりちょっと違うよなって思います。ユーザストーリーとか考えると手を加える必要があったりするし、スケジュールされているタスクもあるので次のスプリントに回わすべきだと思うんですよね。柔軟に対応するためのアジャイルですし。けど現実ではトップダウンの社長のゴリ押しで対応することになり、スケジュールが壊されることは多々ありました。結果として残業が積み上がって最終的に月の残業時間200時間弱いきました。残業代?なにそれ美味しいの?
契約を取るための機能
これはあんまりダメージはなかったのですが、開発しても使われない機能があったんですよね。なんで開発されたかっていうとユーザの意見ではなくステークホルダーの意見。この機能作ってくれたら金出すよって経緯です。なんだかなーと感じつつ、生きるため、企業活動の継続のためには必要だと割り切ってましたが、ユーザを考慮してなかったので改善できたんじゃないかなと思ってました。何度も意見して、諦めかけた退職の1ヶ月ほど前に改善はすることができました。ボトムアップな文化だったらもっと早く対応できてたんじゃないかなと思える案件。
パワハラ
社長は基本的に営業に出てたのですが、気に入らないと怒鳴り散らかすんですよね。そんな日々が続くとどうなるかというと社員は怒られないために働くようになります。
正直、これが退職のいちばんの理由です。
いくらプロダクトや会社を良くしようとしたところで周りは怒られないためにリスクは取らず、社長に言ったところで気に食わなければ怒鳴られる。私は見切りを付けました。
恐ろしい離職率と突然の解雇
これまたダメージが大きかったやつです。前職は1年で創業者以外全員入れ替わりましたし、数ヶ月で退職する人も少なくありませんでした。年間離職率は驚異の100%越え!その中でも何人かは急に解雇されました。急に集められてあいつクビにしたって嬉々として伝えられてもツラいだけなんですよ。
犯罪支持
この会社ヤベーなって感じた案件です。会社というよりも社長ですね。詳細を話すと特定されそうなので伏せますが、何度か明らかに法律とか条例破ってるよなって指示がありました。その時は社長が暴走していて誰も止められませんでした。今、振り返ってもヤバイですね。
最終的な感想
退職する時に思ったのは社長辞めろです。詳細を書くと特定されそうな苦悩ももっといっぱいありました。振り返ってみてここまでひどい現場ってほとんどないだろうなと思いますがハズレを引くとこんな感じです。いや、大ハズレですかね。
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