お久しぶりです、ゆきねこです。
先日、Twitterを見ていたら転売についてもめていたので転売は本当に悪なのか考えてみました。
思考の結果ですが、転売が悪いのではなくチケットを安売りしすぎという結論に至りました。
ちなみに言っておきますが、私は天邪鬼的な性格なためOOは悪だと言われると本当にそうなのかと疑う性格なので、転売に賛成しているわけではないです。
問題の本質
転売は悪なのか。
先日チケット不正転売防止法が施行されたため違法である、と言ってしまえばそれで終わりだが、法律が制定されるということは何らかの問題があるはずです。
おそらく、日本国政府はチケットを高く売るのは倫理的に悪だとか儲けるのはけしからんとか手に入れられなかった人がかわいそうとかそんな理由では制定していないはずです。
もし、そんな理由で法律を制定するならお隣某国と変わりなく、あいつは異端だ、あいつは魔女だと処刑される中世の魔女狩り同レベルまで文明レベルは落ちるでしょう。
では何が問題なのか。
調べてみた結果、ダフ屋行為が暴力団の資金源になることが原因でした。
しかし、法律を施行したところで個人間のDMなど抜け道は探そうと思えばいくらでもあるでしょう。
もしインターネット上で不正転売を確実に取り締まろうと思ったらお隣某国と同じように完全監視社会になると思いますが、そんなの真っ平御免である。
解決策
ではどのようにしたらこの問題を解決できるのか。
転売が儲かる根本的な原因はチケットと手に入れられなかった人がチケットの値段以上で買おうとするからでしょう。
もし、チケットの値段を高くしてチケットに対する需要を減らせばチケットが欲しくても手に入れられない人は減って転売で購入することはなくなるでしょう。
また、転売する側も需要と供給が大きくかけ離れているわけではなくなるので利益は出なくなり、暴力団の資金源となることもなくなります。
つまり、本当に転売を無くしたいなら転売する人を規制するのではなく、チケット価格と転売価格の乖離が大きいイベントの運営側に値上げの圧力をかけたり、チケット価格と転売価格が1万円以上差があったら運営側へ罰則を与える方が効果的でしょう。
主催者側も急に値上げするよりも国から圧力があったので値上げしますといった名目があった方が値上げしやすいだろうし。
どうせチケット不正転売防止法も違法ダウンロードと同じように大した実行力もなく、形骸化するだけでしょうね。
こんな法律を作る政治家も頭の悪い。
ちなみに異なる意見をぶつけ合うことで意見は洗練されていくと考えているので異論は随時募集中です。
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